Act of Contrition

In the lyrics; Act of Contrition

タイトルは、Madonnaの1989年リリースのアルバム、「Like a Prayer」の中の隠し曲、「Act of Contrition」・・・その最後の1行。

昭和から平成となった当時、私は高校1年生だったようなんですが、このアルバムは強烈で刺激的で不思議だったんです。怪しい、むぅ~っとしたパチョリ油ベースの特製の香水がCDジャケットに染みこませてあるという仕様。

Act of Contrition

Sean Pennとの離婚後のリリースだったということで、色々詮索したくなる歌詞があります。タイトル曲の「Like A Prayer」のPVでマドンナ様は下着姿で踊り狂っていて、しかも、It’s a black version of Chirst!「神を冒涜してる!」などといって物議を醸したりもしたアルバムでした。

このアルバムには歌詞がついていたんだけれど、最後の曲だけ「作者の意向により、歌詞は掲載できません。ご了承下さい。」と記載されていた。しかも曲調がすごく怪しくて、choirをバックに激しいギターが鳴った後、最後に「What do you mean it’s not in the computer!」と怒鳴っているのです。

中学の頃にはそう聞こえてなかったんやろけど、いつしか私にも聴きとれるようになった。年取るごとに断片的に単語がひらめいてきたんやけど、まだインターネットなんて無かった時代だったから簡単に調べることもできず、「ほんま、これ、何が言いたいんやろか?最後がなんであの言葉なんやろ?」ってずっと思っていたのです。

それが今日、閃いて。

実は車の中でこの曲が流れてきたときに、あの頃の思いが再びよみがえって、どうしても最後の部分の意味を知りたくなった。

今日改めて調べてたら、高校生の頃の私が知らなかった、色んな発見に出くわした。この曲のベースに流れている音(ギターリフはPrince)は「Like a Prayer」をリバースしたものだって。「Act of Contrition」実はシングル曲となった「Like a Prayer」のB面だったのか。

Act of Contrition自体、Roman Catholicの「祈り」。

Act of Contrition (traditional)

O my God, I am heartily sorry for having offended Thee, and I detest all my sins because of thy just punishments, but most of all because they offend Thee, my God, who art all good and deserving of all my love.

I firmly resolve with the help of Thy grace to sin no more and to avoid the near occasion of sin. Amen.

その詩を歌ったあとに、マドンナ姐さんは続ける・・・「I reserve… I resolve, I have a reservation…What do you mean it’s not in the computer?」

若かりし頃の私の想像力では「コンピューターの中にはないってどういうことよ?」以上、発展しなかった。しかも変にSean Pennとの離婚後であるという先入観があって「Seanとのケンカで”俺のコンピューターの中(頭の中)にはそんなもの(がどんなものかはわからないけど)ないわ”って言われたMadonnaは、”バカにしてるんか!”って言ってるのか?Seanとの結婚自体が罪やったとか、そんなようなことを言いたい歌なのか、これは?・・・なんて、今考えるとMadonnaに「おまえはアホか」と言われそうな解釈しかできていなかったけれど。

今やインターネットのおかげで、簡単に思いついた時に調べられるようになった。単語の意味だけでなく、その言葉の背景・・・例えば宗教的慣用句(っていうのかな?)とか文化的なものって、辞書調べただけではわからないことも発見できたりする。よく欧米人は古典や有名人の言葉からの引用文をさらっと言ったり、歌詞に反映していたりするけど、外国語の単語をひとつひとつ調べて言葉として直訳できたとしても、「解釈」できたのかといえば「?」なこともある。これが外国語と異文化を探求する醍醐味だけれど。

今回思いついて、納得できたものが答えかどうかなんて、どうでもいい。あれからもう20年近くにもなって、やっと新しい見方ができてそれに納得できたということが、うれしい。

there are a lot of aspects in this world. also, i’m not the only one but others!あまりに嬉しいので、ここにはどういった解釈をしたのかは書きませんが。

アーティストが自分自身で書いたリリックは、余計に色々考えられたりしておもしろい・・・んだけれど、最近はこんな風に色々考えたくなるような歌詞には巡りあわないな。

あ、あった!ビヨンセの「Irreplaceable」!歌詞書いたのはNe-Yoかな?あの”左へ、左へ”・・・なんで左なん?ってツッこんだこと、ありませんか? でもまぁ、これはどう解釈するかというのとはちょっと違うような・・・。

アルバム「Like a Prayer」はMadonnaのマスターピースだと思います。ブラック・ミュージックではないけれど、彼女のsoul、power、past、future、prayer・・・入魂の一作。20年前のもんとは思えません。

流れていくような曲調のなかに、結婚生活が垣間見れる歌詞の「Till Death Do Us Part」。「Love Song」はPrinceとの共作。prayといえば、このアルバムと出会った高1の頃にはじめて、「祈り(プレアー)」と「祈る人(プレイヤー)」で発音が違うんだ!ということを知りました。このアルバムの「Like a Prayer」は、「祈り」のほうだと思うんだけれど。

他に「pray」といえば、MC Hammerの曲にもありますな。アルバム「Please Hammer, Don’t Hurt ‘Em(1990年)」に入っております。MC Hammerの曲の方が古く感じるなぁ。あの頃はHammerのバックダンサーの真似事したりしていたもんですが。話ずれていきそうなので、終わりにします。

2008年3月24日 初回掲載

Act of Contrition
Lyrics Written by Madonna and Patrick Leonard

For thou art the Kingdom and the Power and the Glory
Forever and ever. Amen.
Hail Mary, full of grace, the Lord is with thee,
Blessed art thou amongst women, and blessed is the fruit of thy…

Oh my God, I am heartily sorry for having offended Thee
And I detest all my sins because of Thy just punishment
But most of all, because I have offended Thee, oh my God
Who art all good and deserving of all my love.
I firmly resolve with the help of Thy grace
To confess my sins, to do penance, to amend my life,
And to avoid the temptations of evil.

Oh my God, I am heartily sorry for having offended Thee
And I detest all my sins because of Thy just punishment
But most of all, because my God, I have offended Thee
Who art all good
Like I knew you would
And deserving of all my love
I reserve, I reserve, I reserve
I reserve, I resolve
I have a reservation
I have a reservation!
What do you mean it’s not in the computer??!!


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